長々と
アルバイトでの出来事。
私は、アルバイトで求人サービスの営業やテレアポをやっている。
その際に、お客さんと電話していて、時間を割いてもらった時の締めの言葉で、違和感を覚えならも無意識で使ってしまうフレーズがある。
それは、
「長々と時間割いて頂き、ありがとうございました。」
という表現だ。
このような形で、長々という言葉を使うと、必ず違和感を感じていた。
ただ、違和感を感じながらも、無意識についつい使い続けていた。
ある日、新しく入ったアルバイトの方に、説明をし終わった際に、ここでも無意識にこの言葉を使ってしまった。
「長々とした説明になって、すみませんね。では、よろしくお願いします」
と私が言ったら、
新しく入ったアルバイトの方は
「いえ、こちらこそ、長々と説明してもらって、ありがとうございます」
と返した。
なにか皮肉めいたニュアンスで言われたような感じがして、大したことではないが、なんなんだと感じてしまった。
普段、違和感を覚えながら無意識についつい使っていた言葉を自分に向けて相手が使ったことで、この違和感が何なのか、ようやく気づいた。
長々という言葉は、相手が自分に対して何かしたことではなく、自身が相手に対して、何かネガティブなことをしてしまった時に使うものだなと自分の中で思うようになった。
辞書では、そのような形で使うとは限定されてはいないが、相手がしてくれたことに使ってしまうと相手がしたことをネガティブなものであるように伝わってしまう。
これに限らず、自分の何気ない無意識な言葉遣いで、相手に違和感を与えていることはかなり多いだろうなと感じた。
自分に向けられて、やっと気づいたので、自分は、自分自身が思うよりも、ずっと鈍感なのではないかと思えてきた。
昨日と同じような締めになるが、こういう実体験を重ねる度に、
30日連続でブログを書き始めるという動機にも重なるが、言葉をもっと丁寧に使えるようになれればなぁと思えてきます。
日記みたいになりつつありますが、どうにか5日連続で続けられました。
こんな駄文を最後まで、読んで頂きありがとうございました。
では、また明日。